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2018/08/29 1分

秋元康さんが、吉本興業によるアイドルユニットプロジェクト「吉本坂46」を始めるそうです。

吉本坂46とは

吉本坂46は、乃木坂46と欅坂46に続く、坂道シリーズ第3弾です。

よしもと所属タレント約6000名を対象に参加希望者を募って、メンバーを選出します。

「コント感、ゆるいバラエティ感、一切不要のアイドルユニット」です。

秋元康のコメント

秋元康のコメントを引用します。

応募資格は、これからオーディションをするわけですが、芸人のみなさん、男女問わず、年齢問わず、経験問わず、どなたでもご応募いただけます。

そして、オーディションをさせていただいて、その中から、まぁ何人でしょうね。まだ決めておりませんが、最強のグループを作りたいと思います。

それがどうゆう形のグループになるのかは僕も分かりませんが、是非みなさまのご協力を頂いて、乃木坂46、欅坂46につづく第3弾 吉本坂46を成功させたいと思いますので、宜しくお願い致します。

会場に来ていたお笑い芸人の一覧

何も知らない芸人が約100名集められました。来ていたお笑い芸人(私が確認できた範囲)の一覧はこちら。

  • 陣内智則
  • 次長課長 河本
  • 南海キャンディーズ しずちゃん
  • ジミー大西
  • 平成ノブシコブシ 吉本、徳井
  • ペナルティー ワッキー
  • 8.6秒バズーカー はまやねん、田中シングル
  • エド・はるみ
  • 笑い飯
  • スーパーマラドーナ
  • デッカちゃん

秋元康と吉本の戦略

秋元康さんも吉本もマーケティング、ブランディングがとにかくすごい。

感性と理論、両方で戦略を立てているように思えます。

今回の「吉本坂」ではどのような「狙い」があるのでしょうか?

秋元康の戦略

今や色々なグループが乱立する秋元康のアイドルグループ群。

それぞれ異なるコンセプトで、差別化しているようです。

  • AKB48「勢い、パワフル、タフ」
  • 乃木坂46「リセエンヌ」(フランスの高校に通う女生徒のイメージ)

考えられるのは、他の坂道シリーズとの共演により、メディア露出機会を増やすため。

お互いのファン層を取り込む効果が多いにありえます。

(乃木坂46の看板番組の「乃木坂工事中」をみて、お笑い芸人のバナナマンファンになった方も多いのでは?)

あとは、こういった「一芸」を持った専門家集団をどんどんグループ化していって、色々な業界と連携するため、という未来の展開もありそうです。

吉本の戦略

吉本は最近、色々なことに手を出しています。

  • NHK連続テレビ小説「わろてんか」(吉本創業者「吉本せい」の話)
  • 大ヒット作「火花」(又吉直樹著)をNetflixでオリジナルドラマ化
  • アマゾンプライムでダウンタウン松本による実験バラエティ「ドキュメンタル」

ポイントは、「人のお金で商売をすること」です。

新しいメディア、ネットコンテンツ、分野に踏み出す時には当然リスクがあります。

しかし、人にお金を出してもらうことで、一切損をしないで挑戦をしています。

※今回の「吉本坂46」も、秋元康プロデュースのもと、「ソニーミュージック」からメジャーデビューします。

冠番組「吉本坂46が売れるまでの全記録」

冠番組「吉本坂46が売れるまでの全記録」が2018年4月から始まりました。

乃木坂46の松村沙友理と、吉本の東野幸治さん、古川洋平さんの3人がMCです。

※まっつんは大阪出身だから起用されたのか

第1回 2018年4月4日放送

第1回で古川洋平さんがロゴを見て、「乃木坂、欅坂の上に吉本坂のオレンジ色が載っていて、グループを引っ張る」といっていました。

AKBに比べると、メディア露出が少ない「坂道シリーズ」です。

この2グループ(乃木坂、欅坂)と積極的にコラボをして「知名度を上げる」「現状のファン以外の層を獲得する」というのを目的にしているのかも?

以上、「吉本坂46が売れるまでの全記録」から見る秋元康と吉本興業の戦略というお話でした。

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