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【北京=三塚聖平】ロシアのプーチン大統領は16日までに中国国営中央テレビのインタビューに応じ、中国の習近平国家主席について「世界が認めるリーダーの一人だ」と称賛した。ウクライナ侵略後も密接な関係を続ける習氏との関係を強調した形だ。
プーチン氏は、17日に北京で始まる中国の巨大経済圏構想「一帯一路」がテーマの国際協力サミットフォーラムに合わせて訪中する予定。プーチン氏の訪中は昨年2月上旬の北京冬季五輪に合わせた訪問以来で、同月下旬のウクライナ全面侵攻後では初となる。
プーチン氏は、習氏が提唱した一帯一路構想について「誰かに何かを無理に押し付けず、機会を提供するだけだ」とたたえた。その上で「一部の植民地主義的な傾向を持つ国が推し進めるプロジェクトとの違いがある」と主張した。
中国とロシアが主導し、イランやサウジアラビアなどの新規加盟が決まって枠組みの拡大が進んでいる新興5カ国(BRICS)については「多極化した世界が形成される客観的なプロセスを体現している」と述べ、米国が主導する従来の国際秩序への対抗姿勢を示唆した。
プーチン氏「習氏は世界が認めるリーダー」 訪中控え中国国営テレビのインタビューで強調
https://www.sankei.com/article/20231016-7FZL45B7INIJ5FMCUB7EDBASTI/
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