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岸田文雄首相は1日、令和6年の年頭所感を発表した。全文は以下の通り。
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明けましておめでとうございます。内閣総理大臣の岸田文雄です。
本年の干支は、「甲辰(きのえたつ)」です。十干の始まりである「甲」と、力強く天に昇る「辰」が合わさる年となります。字のごとく、新たな気持ちで山積する課題に立ち向かい、内外のさまざまな分野で、日本を力強く発展させていく年にしたいと思います。
経済では、賃上げ、設備投資、株価などいずれも「30年ぶり」の高い水準となりました。バブル崩壊から30年がたちますが、今年は、日本経済を覆っていたデフレ心理とコストカットの縮み志向から完全に脱却する年にしたいと思います。
まずは足元の物価高から国民生活を守り、「物価上昇を上回る賃上げ」を必ず達成しなければなりません。経済界には、今年の春闘で「昨年を上回る賃上げ」をお願いし、賃上げ促進税制を中小企業にも使いやすい形で強化します。そして、賃上げとの相乗効果を狙い、所得税・住民税の定額減税も6月に実施します。
官民が連携して、「賃金が上がり、可処分所得が増えるというのは、こういうことなんだ」という「実感」を皆さんに持っていただく必要があります。一人一人の「実感」が積み重なって初めて、社会全体の「マインド」を変えていきます。
物価上昇を乗り越える賃上げ、グリーンやデジタルの攻めの設備投資、会社の枠を超えた労働移動、企業の活発な新陳代謝。人・モノ・金がしっかりと動き出し、熱量の高い新しい経済ステージに向けて政策を総動員します。
以下ソース
産経新聞 2024/1/1 00:00
https://www.sankei.com/article/20240101-YYXSX3ZTTVMSPLFOKWIW5PHUFA/
自民党最後の首相として別れの挨拶か
解散総選挙は8月前後くらいと見た
あけおメガネ
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