1muffin ★2019/08/15(木) 12:03:44.23ID:tJxykvA59 https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2019/08/811-6.html
2019年08月14日
J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「LEXUS STORY OF “CRAFTED”」。8月11日(日)のオンエアでは、制作が発表された映画『シン・ウルトラマン』で監督を務める樋口真嗣が登場。撮影で心がけていることや『シン・ゴジラ』の撮影エピソードを語った。
樋口監督が考える、特撮の魅力とは?
樋口:日常で“あること”が起きた瞬間に、突然現実がゴロッと変わってしまう瞬間が好きで、それを観てお客さんが驚いているのを見て「しめしめ」って思います。CGを使って表現しなくてもできることがいっぱいあるので、そういうのを含めて好きですね。
CGを使用しないのは、樋口自身が特撮を観て育ったことと、手間をかけた分、苦労したことが映像に宿るからだという。
樋口:我々は“苦労対効果”って呼んでるんだけど、頑張ったことは映像に込められるし、お客さんに伝わるものがあるんじゃないかと。先輩たちが作って苦労したものを観て「すごくいいな」と思ってこの仕事を始めたのと同じように、そういうのを誰かに伝えられないかなって思うんです。どこかの中学生が、自分が作ったものを観て「俺もやりたい」と思ってくれたら嬉しい。そんなことを50歳過ぎた今、思っています。
さらに、特撮で心がけている点は“疑うこと”と“信じること”だと続ける。
樋口:どうすれば本物ではない要素を削れるか。たとえば「色がちょっと違うんじゃないか」「窓の形が違うんじゃないか」と、現実と見比べながら疑うんです。最後の最後でできたら、あとは信じるしかないわけです。
玄理:建物とかのミニチュアは本物がありますが、怪獣とかの着ぐるみは正解がないじゃないですか。どうやってこだわっていくんですか?
樋口:ちょっとした動作で人が入っていることがバレるので、バレないためにどうするかを話し合いながら削っていきます。怪獣は大きい動物など、何かしらのモデルがいるわけです。だから、動物園に行って4本足で歩く動物や前屈みで歩く動物の歩き方などを見ながら、自分の中で動きをコラージュして決めていきます。
樋口監督は『シン・ゴジラ』の制作にあたり「もしもゴジラがいたら、政府のみなさんはどう反応するか」を考えたと振り返る。
樋口:首相官邸とかをそっくりに作ったんです。閣僚や官僚はどのように振る舞うのかを含めて取材して、役者に再現してもらいました。
玄理:セリフ量が多かったのは、狙いがあったんですか?
樋口:取材したところ、大臣に法案の提案をレクチャーするのに30分しかないことがわかったんです。しかもA4の紙1枚にまとめて、わかりやすく説明しないとダメ。30分の予定が「時間がなくて15分で教えてくれ」って言われたりして、“言葉のアスリート”みたいだったんです。
玄理:劇中で一気にしゃべっているのは、実際に官僚たちがあのように情報伝達をしているということなんですか?
樋口:そうなんです。役者に「こういう感じで」っていう話をしたら「できるかな」って青ざめてました(笑)。
樋口が監督を務める映画『シン・ウルトラマン』は、2021年公開予定。庵野秀明が企画・脚本として参加する。主要キャストは斎藤 工、長澤まさみ、西島秀俊。樋口は『ウルトラマン』を再放送で観ていたそうで、そのときの印象をこう話す。
樋口:『ウルトラマン』は突然現れたんです。その前に『ウルトラQ』が放送されたけど、それは主人公たちが不思議な現象の謎を解く話だったんです。それはそれですごく面白いけど、そのあとで「来週からは『ウルトラマン』が始まります」となって。すると、銀色でヌルヌルというかツルッとして、目が光っている人が突然現れて、怪獣を蹴り飛ばしてたんです。今でこそ当たり前だけど、当時は見たことがなかった。「裸なの?」って。体に模様がついてるし。
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62名無しさん@恐縮です2019/08/15(木) 13:28:57.27ID:cP5sfZG90
ギガのウルトラマンAVはウケたw