発表された時から賛否両論。というより非難轟々な感が否めない「吉本坂46」。よしもと所属タレント総勢6000人からオーディションでグループメンバーを決めるという前代未聞のプロジェクト。坂道シリーズ、乃木坂46、欅坂46に続くグループを吉本でも作りたいというのがその発端のようです。
では、全く先が見えないこのビッグプロジェクトについて、テレビ東京で放送された「吉本坂46が売れるまでの全記録」の初回放送の内容を振り返ってみることにしましょう。
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オープニング
番組ナレーションを担当するのは窪田等さんです。
メインMC担当は東野幸治さん。
お相手は乃木坂46の松村沙友理さん。
撮影場所は吉本興業 東京本部です。
松村さんから古川洋平さんの紹介。松村沙友理「あせあせ。」
古川洋平さんのプロフィールはこちら。クイズ王、クイズ作家で坂道シリーズにも詳しく、その情熱と情報量は秋元康も一目置く存在だとか。
ちゃんとしたアイドルグループとして頑張っている乃木坂46的にはどう思っているのか?と東野さんから質問。ファンの人は怒ってるのは分かってるんですよ。と前置き。
松村沙友理「怒ってはんねや。」
古川洋平「若干、怒ってますよ。」
東野幸治「俺がファンやったら絶対嫌やし。」「『吉本からアイドルなんて無理ですよ。』と」吉本が絡んだアイドル的な企画は全て失敗してきたと語っています。「僕はムリやと思うんですよ。正直。」
ここで改めてアイドルの定義について東野さんから問いかけ。
松村沙友理「ん~~。かわいい。」
古川洋平「アイドルの語源は偶像なんですよね。崇拝の対象というか。みんな心奪われる対象がアイドルの定義なんですよ。」
東野幸治「だからこそ、吉本坂が成功するとは全く思えないんですよね。」「地に足着いてね。酒飲んでタバコ吸って。」
というわけで改めて発表があった記者会見のVTRを見ることに。
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記者会見のVTR
発表があったのは2018年2月21日午前10時。
冒頭はジミー大西さんの登場シーンから。隣はもりやすバンバンビガロさんですね。
他にも次長課長の河本準一さん、島田珠代さん、川畑泰史さんなど。
控室のような所での説明では藤原社長直々に重大発表があり、内容はチャレンジして頂くようなもの、詳しいことは藤原社長に質問するようにとのこと。基本的に何も知らされていない状態ですね。
多くのマスコミも参加。
東野幸治「ナレーションをこの人がやってくれたことがありがたいわ。」
松村沙友理「確かに。」
記者発表の司会進行は陣内智則さん。
何も知らされず朝10時に大坂から来たほとんどの芸人さん。ちゃらんぽらんの冨好真さんもいらっしゃいます。東野幸治「横、リットン(調査団)さんですよ。」
ゲラゲラ星人、大西ライオンなども。
さらに札幌、名古屋、福岡、沖縄、大阪の新喜劇の皆さんと全国で生配信中されていたようです。
さらにタイ、インドネシア、台湾の住みますアジア芸人の人たちも見守っています。
満を持してよしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役社長、藤原寛社長が登場。
藤原社長「発表します。吉本所属6000人を対象としました、吉本坂46を結成致します。」
ちょっとしたファンファーレが流れますが、芸人さんたちは一斉にザワつき始めます。
そして秋元康さんのVTR。「大崎社長の方からお話がございまして、乃木坂46、欅坂46に続くグループを吉本でも作りたいという事でですね。」
「吉本坂というのは乃木坂や欅坂のように本当にあるのか?という事は分かりませんが、人気も上り坂、下り坂色々あるようにきっと吉本にも坂があるのでしょう。」
ちなみに、MBSで放送されているラジオ番組、ヤングタウン土曜日ではパーソナリティである明石家さんまさんと村上ショージさんのトーク内容で、吉本の事務所前にある坂が既に関係者から吉本坂と呼ばれているというエピソードが語られていましたね。
「応募資格は男女、年齢問わず。」「どういう形のグループになるか僕も分かりませんが。」
「第三弾 吉本坂46を成功させたい。」
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当然、坂道シリーズ第一弾は乃木坂46。2012年デビュー。古川洋平「国民的。」松村沙友理「ありがとうございます。」
そして坂道シリーズ第二弾は欅坂46。一昨年(2016年)にデビュー。番組上、どちらもシングル発表時点でデビューということになっているようですね。
中継を見守る芸人さんたちは一様に困惑した様子。
こちらが吉本坂46のロゴマーク。
応募資格は問わないということなので、仕事が無くなってきている芸人さんももちろん応募可能です。
陣内さんにツッコまれてます。
8.6秒バズーカーも久しぶりの出演。甲高いはまやねんの声にワイプで爆笑する二人。
記者会見にトラウマがある河本さん。「知らないはずだ 私の坂を 坂じゃない 直滑降。」
恋愛禁止のルールも不明のようですね。
総選挙の有無も不明。質問は安部総理のモノマネでビスケッティの佐竹正史さんから。なぜか大拍手。
質問は全て藤原社長にと言いながら、その肝心の藤原社長は「ちょっと秋元さんに・・・」の返答ばかりで芸人さんたちもクレームの嵐。
正装で来いということでサバンナの八木真澄さんはこんな恰好。握手会についても不明。
しずるの池田一真さんからお金の配分について吉本のルールでやるのかというシビアな質問。
松村沙友理「めっちゃリアルなこと聞いてはる。」
これには藤原社長も「キッチリやらせて頂きます。」となぜかここだけはキッパリ。
MC陣のVTRを見た感じた事
MC陣に戻って、東野さんの感じた事。「ふざけてますよ。」
東野幸治「あの後、河本に会ったんですよ。場の空気読んで一応センター目指しますって発言したんですよ。それがネットニュースになった途端、河本炎上してました。」
松村沙友理「え~~。早い~。」
東野幸治「評判が悪いんですよ。」「で、アイドルのプロから見たら正直な所どうなの?」
松村沙友理「アイドルとして大切なのって個性だと思うんですよね。だから個性は皆さん抜群にあるから。私はすごいイケるんじゃないかって。」
古川洋平「背負ってるものが大きいなって思ってて、ナレーションさんもちゃんとした方がついてて、あと吉本坂のマークですね。気になったのが。」
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紫が乃木坂46、緑が欅坂46、その上に吉本坂が乗っているというマークが坂道シリーズを背負っているというのが気になると古川さん。
東野幸治「これはアカンわ。これは一番したらいかんことですよ。せめて一番下にしとかんと。」
古川洋平「先輩坂のファンに認められないといけないという。」ここでCM。
吉本坂46の今後の野望について
吉本坂46の今後の野望について松村沙友理さんから紹介。
まずはソニーミュージックからメジャーデビュー。
もう一つの野望が東京ドームコンサート、そして紅白歌合戦の出場となっています。
一応、吉本興業所属のお笑いタレント11名で構成されたユニット、Re:Japan(リ・ジャパン)が曲名「明日があるさ」で2001年の紅白歌合戦に初出場を果たしていますよね。活動期間は2001年から2002年で連続ドラマや映画も制作されましたね。
懐かしい動画はこちら。HEYx3のスペシャルの映像でしょうか。東野幸治さんもしっかりメンバー入りしてますよ?
東野幸治「もうやってるの?東京ドームで。」
松村沙友理「去年(2017年)初めて11月に。」
東野幸治「組んでどれ位でやったの?」
松村沙友理「7年。」
東野幸治「そこは思う所はある?」
松村沙友理「めっちゃありましたよ。嬉しかったです。ホントに。」
東野幸治「それを吉本は今年中にやろうという。」
乃木坂46の東京ドーム公演が発表された際には、メンバーはもちろん、ファンも涙を流すほどの悲願だったとのこと。
東野幸治「これなんですよ。全員が一つになって喜ぶでしょ。これなんですよ。」「俺の中では全然、V(VTR)見て改めてやっぱり無理やなって。」
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記者会見後の芸人リアクションVTR
記者会見後の芸人さんたちのインタビューについて。
陣内さんは「秋元康さんがプロデュースするものはミスないですから。」とのこと。失敗例は結構あるような気もしますけど。
感じた事からすると外から見ていたいようなニュアンスでした。
次は河本さん。「訳分かんない。」
応募するか悩む姿に松村沙友理さんは「あ~。かわいそう。」と同情しているようです。
ジミー大西さんにも。「54歳になって靴のサイズよりも上になってきた。」
「それは大分前から」と2丁拳銃の小堀さんにツッコまれてます。
そんな小堀さんはハーモニカを披露。秋元康さんに猛アピール。これに東野幸治さんは「人間性が最悪ですからダメです。応援しようって気持ちにならないですもん。」
そしてちゃらんぽらんの冨好さん(58歳)。「チャンスですね。EXILEのボーカルオーディションに2006年受けてますから。」
その時歌ったのはDEENの「このまま君だけを奪い去りたい」だったそうです。
川畑泰史さんは「まぁまぁマジメに取り組むプロジェクトなんやなということで。」応募については新喜劇の座長歴14年ということでそろそろ若手に引き継いで、ちょうどいいタイミングとのこと。応募について前向きのようですね。
福山雅治さんのモノマネで有名な大山英雄さん。歌には自信があるということでモノマネを披露するも途中でカット。
リットン調査団の藤原光博さん(55歳)、水野透さん(57歳)は東野幸治さんと同期。
藤原「ポピンズみたいな感じにはならない。」水野「知らへんがな。誰も。」
ポピンズについてはこんな感じ。
懐かしい動画はこちら。
続いては野生爆弾のロッシーさん。4と6には縁があるそうで、本名の城野克弥の苗字が46(しろ)、46を反対にしたら64(ロッシー)、誕生日も4月6日生まれといくつか共通点があるようですね。
平成ノブシコブシの吉村さん徳井さん。
徳井さんはアイドル好きということですが、「面白い事になるんじゃないですかね。嫌なのにやっているって時にでるウネリとかもあるんで。そういうのを狙ってるのかなって思いますけど。」
ただ、「向いていないんでやらない方がいいと思います。」と応募には否定的。
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吉村さんは「1回はワーキャー言われたいなと思います。自分の中のアイドル魂がフツフツとしてきたなって感じしますけどね。」とのこと。前向きのようですね。
サバンナの八木さん、カラテカの入江さん、矢部さんの3人。
ビジネス的にどう?という八木さんの質問に入江さんは「吉本の芸人なのでやれる事は増えると思うんですよ。今までやってなかったアイドルの仕事を吉本坂46が出来るとなるとチャンスが出てくると思うんですよね。」
東野幸治「無理や無理やって、ホンマに真正面でやって、大成功したらみんな羨ましがるでしょうね。」
サバンナ八木さんはなぜかギャグを披露することに相撲のつっぱりの動きで「手相見て~~」
続けて、「メ~メ~意味不明~」
最後に島田珠代さんは「お願~~い。ワオワオ!」「ありがとうございました。」
エンディング
メインMCに戻って東野さんから「出てる人たち何人知ってました?」
松村沙友理「大阪出身なので、新喜劇とかも見とったし。結構知ってる方は。」とここでCM。
松村沙友理「水野さん?めっちゃカワイイなって思いました。」
東野幸治「そんなん初めてやわ。悪いけどホンマ付き合うてくれんかな?57歳」
流石にそれは拒否。
松村沙友理「東野さんも応募のチャンスありますけど、どうします?」とここでCM。
提供バックで「次週は乃木坂46と欅坂46が登場」という告知。吉本坂46へのリアクションの映像が流れるみたいですね。
さて、東野さんの返答は?
東野幸治「絶対出ません。」
松村沙友理「イヤ~~。」
古川洋平「アイドルグループの最初出た時って何だこれ?って言われがちなんですけど、慣れちゃうと好きになってるんですよね。その効果が出れば3番目の坂道グループとして認められる可能性はあり得ます。」
東野幸治「ムリしてませんか?」
古川洋平「そうですね。あの~。」「あり得ます。」
東野幸治「ムリしてるでしょ?」
古川洋平「・・・」
古川さんの微妙なリアクションで現場が盛り上がった所で初回放送は終了。今後はどんな展開になっていくんでしょうか?
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