積ん読」とは、「本は腐らないからOK」「出会いは一期一会だから」「今読まなくても、絶対そのうち読むから」などと自分に言い訳しまくり、気がついたら数百冊単位の読んでいない本を抱えてしまうという現象。身に覚えのある方もいるのではないでしょうか。

積んでいても少しずつ読んでいるのであればいいのですが、そもそも積むようになったらそれ自体でもう「詰み」と言っても過言ではありません。この状態からすべてを消化するのは尋常ではなく、まずその量を目の前にして心が折れ、読むよりも早く買ってくるのでさらなる「積ん読」状態に陥るというおそろしいスパイラルが待ち受けています。もうだめだ。

というわけで、本を買ったが読まずに積んでそのままにしてしまう「積ん読」を防ぐ10の方法は以下から。

How to Stop Accumulating Books - wikiHowその1:必要な本だけ選り分けて残す


読んだ後で特に価値があると思った本だけをまずは残しましょう。それ以外の本は地方の図書館やチャリティに寄贈するか、あるいは他の愛書家とオンラインで交換しましょう。あるいは本を売ってしまうのも良い方法です。

その2:重要なフレーズだけを抜き出してメモしてまとめておく


役に立つアドバイスを宝石のように持っている本であればいいのですが、そうでないのであれば持っておく価値はありません。ゆえに、いくつかの役立つフレーズだけを抜き出してメモしてファイリングしておけば、将来の参考として、あるいはインスピレーションを得る糧として役立ちます。そしてこの作業は自分の持っている本を見つめ直す良い機会でもあります。本は以下のように分類できます。

・参考図書


これは信頼できる情報源として何度も取ってきて調べるような本、百科事典や辞書、ノンフィクションなどです。もし1年以上手に取っていないのであれば手放した方がよいでしょう。現在、多くの参考情報がオンラインにあり、地方の図書館を使用するというオプションが常にあることを考えれば、手元に置いておく参考図書は限られてきます。

・既に読んだが手元に置いておきたい本


まずフィクションなのかノンフィクションなのかを見定め、なぜそれらを手元に置いておきたいのかを考えましょう。実際にその本をもう一度読むことはありますか?おそらく1年に1度未満ですか?図書館でコピーを手に入れられるとして、なぜ手元に置いておく必要が?

・まだ読んでいない本


これらはさらに2つのカテゴリに分類できます。「時間がなかったので読んでいない本」と「実際に興味を持っていないので読んでいない本」です。興味を今は持っていないがその本を失いたくないという場合にはパソコンの中に取り込むという手段を検討しましょう。読んでいない他の本についてはさらに以下の方法を試してみましょう。

その3:読む規則を作る


別の本を買う前に現在読んでいる番号「X」の本を読むという規則を作りましょう。つまり、「買うために読む」レートを決めなさい、ということです。これによって既に所有している本を数年間かけてすべて読む必要に迫られずに本を買うタイミングをコントロールすることができるようになります。これによってあなたはよりたくさんの本を読もうと努力しますし、すぐに十分な量の新しい本を得ることもでき、そのこと自体に対して後ろめたい気持ちにならずに済みます。レートはあなたの本を読む時間や速度などを考慮して決めましょう。

その4:読む本の「時間割」を作る


まず本棚を見て、読みたい本を10冊から14冊ほどピックアップします。長い間読まれなかった本であればあるほどよいです。それから各本の全ページ数を書き出し、それらを合計します。そして全部の本を読み終えるのにどれぐらい時間がかかるかを算出します。毎日の読書数の課題を決めて、全体の時間割の半分を消化するまでは新しい本を買わないことにするわけです。

その5:「買う」予定のリストを作る


本を読みたいという衝動は、あなたがいつか読みたいか手に入れたいと願っている本のリストを作ることで満足させることが実は可能です。買う予定の本のリストを作る作業自体が満足する活動になるのです。あなたのリストは1枚の紙切れとして本棚に挟んでおくこともできますし、パソコンの中に精巧なデータベースとして構築することも可能です。世の中にはそういう読みたい本リストを作成するのを支援するようなウェブサイトもたくさんあるので、それらを活用しましょう。

その6:本を買う場合は必ず既に持っている本を取り除くこと


あなたの本のコレクションがこれ以上成長しないようにしましょう。つまり、本を買う場合には既に自分が持っている本を同じ数だけ取り除くことが必須である、という覚悟が必要なわけです。自分のコレクションから取り除かれる本は寄贈するか、友達にあげましょう。本を1冊買うと自分の本棚から1冊消えることになるため、本を買うことに対してこれまで以上に用心深くなるはずです。

その7:図書館を活用する


ほとんどの図書館はどのような場所にある本でもあなたに貸すこと、いわゆる別図書館からの取り寄せなどが可能です。オンラインでどのような本があるかを調べることも可能ですし、貸し出し予約をすることもできます。

その8:電子書籍をダウンロードして利用する


ネット上などにはいわゆる電子書籍の形で提供されている場合があり、パソコンにダウンロードすることができます。CDに焼くこともできますし、別のデバイスに転送することもできます。

その9:電子書籍リーダーを使う


電子書籍用のリーダーを使って本を買ったり読んだりするのも有効な方法です。

その10:「いつか読む」の「いつか」は二度と来ない


もしあなたがまだ本を置く部屋を持っており、ここまで読んでもなお「そのうち読む(そのうちまた読む)」と考えているままだとしましょう。定年退職寸前には何年も前にそうやって選んだ本を読む時間ができることでしょう。そのころにはもう読む時間があるのかどうかなどは問題ではなく、どれぐらいの時間がそれらの本を読むために残されているのでしょうか?それらの本をすべて読む前に人生は終了し、買った本はどこかに行き、あるいは紙のリサイクルのために回収されるだけです。

その他のTips


・人々の中には本のコレクション自体がその人自身を映す鏡であると考えている場合があります。あなたの持っている本を見れば、あなたがどのような人であるかという印象を決められるような場合がそれです。もしあなたがまさにそのようなケースであるならば、最も代表的な本を保存し、それ以外のものを人にあげましょう。

・小説家ジョナサン・フランゼンは、読まれていない本が彼の本棚の半分未満になるように制限しました。

・あなたの本のコレクションを選り分けることがあなたをより幸せにするのだと覚えておきましょう。本をため込むことを我慢するという選択はよりよい選択なのだと納得しましょう。

・知識の共有はよい贈り物になります。良い本を読んだ後にはそのことが好きかもしれないし、同じことをしてくれるような人にそのことを言ってあげましょう。

・もしあなたが本に直接ペンで線を引くのが好きならば、それらの本を売ることはできませんし、そのような線が書かれた本は引き取られることはありません。そのため、直接書かずに別のノートにメモをするとか、付せん紙を貼るなどして、本をそのままの状態に保ちましょう。ページをスキャンしてからファイルとして保存し、そこに書き込むのも一つの方法です。個人利用目的であれば、ページをコピーして所有していても問題はありません。

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