記者「ブランコは日本で巨万の富を得て、引退後は働かず遊んでた。彼は幸せだったんだろうか？合掌」

2025年4月10日 2025年4月10日

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1: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2025/04/10(木) 04:35:59.77 ID:RWWRRUz30

NPB3球団でプレーしたスラッガー、トニ・ブランコが母国ドミニカで事故し。各方面にショックが広がる
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7d7ce46301cbf25a5fa5ae3fa57a75bb3129fe6f

2: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2025/04/10(木) 04:36:59.06 ID:RWWRRUz30

私がブランコ氏を取材したのは引退から2年半ほど後の2019年夏のことだった。
同行者に伴われ、ドミニカの首都サントドミンゴ西郊にある丘の上の高級住宅街の海岸を見下ろす豪邸前で小一時間待っただろうか。
なかなか連絡がつかないと言われたが、その豪邸のガレージのシャッターが開くと、中から高級車が出てきた。ハンドルを握っていたのは無論ブランコ氏だった。
ブランコ氏は我々の姿を目にすると、一旦車をガレージに引っ込め、門の中に我々を招き寄せてくれた。
大きなプールのある庭からは街の灯りとその向こうにカリブ海が望めた。
引退後、バー経営に乗り出したらしいが、それも閉め、ビーチでジェットスキー三昧の毎日を送っているという。

その後、彼の車に乗せられてサントドミンゴ中心部にある歓楽街に向かった。
夜には人出もほとんどなくなる旧市街とは違い、新市街にある歓楽街には見るからに高級なバーやレストランが軒を連ねていた。
おそらく今回事故の起こったクラブもこの一角にあったのだろう。

ブランコ氏はバーのテラス席で我々にビールとつまみを振る舞ってくれ、インタビューに応じてくれた。
ドミニカでは引退後の野球選手は、MLB球団との契約を目指す10代前半の少年たちに野球の手ほどきをする私設アカデミーを経営する者が多いが、おそらくもうそんな経営上のリスクを背負う必要もないのだろう。
彼はコーチングを生業とすることもせず、悠々自適の生活を送っていた。

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