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https://news.yahoo.co.jp/articles/486dddfd1f9bb3f877939d46ce13234662dcf2d3
ロシア軍などに包囲されたウクライナ南東部のマリウポリ。その製鉄所で抗戦を続けているとみられるウクライナ軍の司令官は、音声メッセージで「ここには何百人もの民間人がいる」「私たちの安全な移動を確保してほしい」と日本などに訴えました。一方、プーチン大統領はショイグ国防相との会談で「作戦は成功した」と述べ、マリウポリの制圧を宣言しました。
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20日に公開された映像で、“人生最後”と呼びかけた、ウクライナ軍の司令官。
ウクライナ軍 ボリンスキー司令官
「これが人生最後の訴えになるかもしれません」
ウクライナ南東部、マリウポリの“最後の砦(とりで)”、アゾフスタリ製鉄所で抗戦を続けているとみられます。
ボリンスキー司令官
「あと数日、数時間しか生きられないかもしれません。私たちは、今いる場所を守っているだけです。ここで犠牲になった民間人もいます。第三国の安全な場所への移動を手伝ってください」
マリウポリを包囲する、ロシア軍や親ロシア派の兵士。マリウポリでは、「人道回廊」が設置される予定でしたが、ウクライナ側は「計画通りに機能しなかった」と明らかにしました。
「news zero」は、先ほどのアゾフスタリ製鉄所で抗戦するウクライナ軍司令官に接触。日本時間の21日朝に送られてきた音声メッセージでは、日本に向けた司令官からの悲痛な訴えが録音されていました。
ボリンスキー司令官
「世界に向けて話しています。特に日本、日本国民、日本政府。私たちの安全な移動を確保してほしいです。ここには500人以上の負傷した兵士がいます。何百人もの民間人がいます。女性と子どもたちもいます。戦うチャンスは、もうありません。武器がありません。敵は私たちより何十倍、何百倍も大きいです」
(略)
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