海外にある48グループの中で、着実に人気を積み重ねているのがBNK48です。

BNK48の活躍で、日本のファンがよく使う、「推し」や「選抜」、「センター」などの言葉がそのままタイでも使われているそうです。なんだかすごいことになってます。

タイ語版「恋するフォーチュンクッキー」はわずか数か月で再生回数が1億回を突破するなど、BNK版恋チュンがタイ全体に浸透しており今後が期待されます。

今回はBNK48やそのメンバーについて掘り下げます!

<目次>

  1. そもそもBNK48はどこのグループ?
  2. 総選挙に立候補したBNK48メンバーがおちゃめな!
  3. BNK48に参加する日本人メンバーは誰?
  4. BNK48のまとめ

そもそもBNK48はどこのグループ?

出典:BNK48公式サイト

BNK48はタイのバンコク(Bangkok)を拠点としており、2016年、横浜スタジアムで行われたAKB48の単独コンサートでグループ結成の発表が行われました。

同じタイミングで台湾の台北を拠点とするTPE48、フィリピンのマニラを拠点とするMNL48の結成も発表されましたが、この中で順調に準備が進んだのがBNK48です。

2016年中には活動を始めるというスケジュールこそわずかに守れなかったものの、2016年中に最終オーディションを終えました。ずれ込んだ理由はタイの国王が亡くなり、喪に服したためです。

それでもお披露目がなされたのは2017年2月と、TPE48と比べても1年早くスタートラインに立つことができました。

AKB48からは当時チーム4の伊豆田莉奈ちゃんが完全移籍を行い、タイでの活動を始めていきます。2017年6月にはステージデビューを果たし、選抜メンバーの発表やタイ語バージョンの「会いたかった」や「大声ダイヤモンド」の披露を行いました。

メンバーの人数は正規メンバーと研究生を合わせると53人います。2018年に2期生が加入し、若干2期生の方が多い状況となっています。

劇場はバンコク市街にあるThe Mall Bangkapi(ザ・モール バンカピ)の4階です。ここにはBNK48劇場だけでなくBNK48ショップやBNK48カフェもあります。

これらを総称したBNK48 The Campusが2018年4月26日にオープンしました。

公演が始まったのは2018年5月12日とつい最近で、劇場公演の中でも基礎的な公演である「Partyが始まるよ公演」が演目として採用されました。

現在の活動ですが、これまでにCD発売を行い、大型商業施設でのイベントや初めてのコンサートも行われるなど順調なスタートを切っています。

元々タイは親日国として有名であることや伊豆田莉奈ちゃんが参加したことでネットの反応は比較的好意的であり、伊豆田莉奈ちゃんがタイでやっていけるのかを含めて注目している人が多いです。

総選挙に立候補したBNK48メンバーがおちゃめな!

6月に開催される世界選抜総選挙にBNK48からは外国グループでは最多の10人がエントリーしています。その中でもこの子はおちゃめなというメンバーをご紹介します。

出典:AKB48公式サイト

名前:CHERPRANG AREEKUL(チャープラン・アーリークン)

生年月日:1996年5月2日

あだ名:チャープラン

公約:タイ料理48品Instagramで紹介する!(タイ語・日本語・英語でレシピ紹介)

目標順位:16位

出典:AKB48公式サイト

名前:PRAEWA SUTHAMPHONG(プレーワー・スタムポン)

生年月日:2001年2月24日

あだ名:ミュージック

公約:BNK48劇場前からBNK48Cafeまで48回走り回ります

目標順位:24位

出典:AKB48公式サイト

名前:JENNIS OPRASERT(ジェニス・オープラサート)

生年月日:2000年7月4日

あだ名:ジェニス

公約:ダイエットします

目標順位:100位

出典:AKB48公式サイト

名前:WARATTAYA DEESOMLERT(ワラッタヤー・ディーソムレート)

生年月日:1997年8月27日

あだ名:カイムック

公約:日本語をうまく話せるようになる

目標順位:100位

デビューシングル「会いたかった」、3枚目シングル「初日」でセンターになったミュージックちゃんが運営の一押しです。

ちなみにアピールコメントの再生回数ランキングでBNK48メンバーが上位を席巻しており、ミュージックちゃんは2位でした。

ミュージックちゃんを超える再生回数だったのがBNK48のキャプテンでもあるチャープランちゃんです。目標16位と高めの目標設定にし、キャプテンとしてBNK48を引っ張っていく存在です。

BNK48に参加する日本人メンバーは誰?

BNK48に参加している日本人メンバーは伊豆田莉奈ちゃんと現地で採用した大久保美織ちゃんの2人です。2人とも世界選抜総選挙に参加しており、先ほどのBNK48メンバーと同じように紹介します。

出典:AKB48公式サイト

名前:大久保 美織(おおくぼ みおり)

生年月日:1998年9月30日

あだ名:ミオリ

公約:1stシングルから全シングルサビメドレー動画ダンス歌

目標順位:100位

出典:AKB48公式サイト

名前:伊豆田 莉奈(いずた りな)

生年月日:1995年11月26日

あだ名:イズリナ

公約:トゥクトゥクの免許を取って、メンバーの送迎を手伝う

目標順位:30位

大久保美織ちゃんは茨城県出身で、10歳の時に家族の仕事の関係でタイにやってきました。アピールコメントではタイ語、英語、日本語を話すなどバイリンガルであることをアピールしています。

今年行われた劇団れなっちオーディションに合格し、舞台デビューを果たすなど日本でもその名前は浸透中です。

3人姉妹の末っ子で2人のお姉さんは進学を気に日本へ帰国し、ご両親も日本へ戻る可能性がある中、大久保美織ちゃんは1人になってもタイに残る覚悟で頑張るとインタビューで語っています。

伊豆田莉奈ちゃんはいじられキャラとしてAKB48にいましたが、新しい挑戦がしたいということでBNK48の移籍を決断します。

最大の壁はタイ語で、タイ語の難易度は高く、それでいて英語ができないためコミュニケーションをとるのが大変だったそうですが、最近になり、タイ人の人でもストレスを感じないほどタイ語のスキルが上がってきたようです。

伊豆田莉奈ちゃんはここまで1度も総選挙でのランクインがありません。頑張りが報われてほしいです。

BNK48のまとめ

出典:http://japanexpothailand.org

日本では当たり前のようにAKB48の曲がミリオンヒットを記録していますが、タイでは有名な歌手であっても数千枚程度しか売れないそうです。

その中でBNK48は1万5000枚を売り上げるなど、異例のヒットを飛ばしています。

アピールコメントの再生回数を見ても群を抜いており、その人気ぶりはかなり過熱しています。このため、世界選抜総選挙ではランクインの可能性も否定できず、その動向が気になります。

タイではサッカーも人気ですが、BNK48はサッカータイ代表の公式サポーターになるなどタイの国民的アイドルの座をつかみつつあります。

親日国であるタイで48グループの文化が花開くかどうか、そのあたりにも要注目です。

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